自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

受け入れる

起こったことを何でも受け入れようと決めるとどうなるか、

想像してみてください。

 

たとえば、学年の終わりの成績表を気にかけることなく、いろんなことを学びながら

1年間の学校生活を送ることを考えてみてください。

 

結果的にどんな成績であったとしても、それを学びと成長に必要な要素として

受け入れることができるとしたら、どんな1年になるでしょう?

 

また、自分の欠点を隠す必要のない関係性を誰かと築いているとしたら?

朝起きて、鏡の中のありのままの自分を抱きしめることができたら、

どんな気持ちになるでしょうか?

 

ただし、ひとつ気をつけなくてはいけないことは、

受容の精神は万能の薬ではない

ということです。

 

「受け入れること」のみによって幸福な人生を追求すれば、

必ず多くの混乱が生じます。

 

何でも受け入れることができれば奇跡が起こると勘違いして、

無理をして完璧な心の平穏を探そうとすれば、それがうまくいかないときに、

かえってイライラがつもり、自己嫌悪に陥ります。

 

全てを完全に受け入れることができる、

そして完全に平穏な境地に至ることができるというのは幻想です。

モナリザのような永遠のほほ笑みをずっと保てる人など存在しません。

 

もう少し自分に優しくしてみましょう。

失敗も成功も充実した人生の一部として受け入れ、恐れや嫉妬や怒り、

そしてときには自分を受け入れられないこと自体を受け入れてみましょう。

私たちはただ単に、そしてどこから見ても人間なのです。

 

ここで考えてみましょう。

自分と自分の感情のすべて受け入れたときのことを思い出せますか。

どうしてそれができたのでしょうか。

いま、すべてを受け入れていると感じていますか。

 

自分のノートに、下の未完成文章の後半部をそれぞれ最低6つずつ、

思いつくままに書いてみてください。

分析したり、考えすぎたりしてはいけません。

 

書き終わったら文章をじっくりと見直し、実行に移すことを決めて

書きだしてみましょう。

 

自分を受け入れるには?

①自分も人間であるとゆるすならば...

②感情を拒絶した時には...

③あと5%現実的になれば...

④最善主義者になれば...

⑤成功したことをあと5%正当に評価するなら...

⑥失敗を受け入れれば...

⑦私が恐れていることは...

⑧私が望んでいることは...

⑨わかりはじめてきたことがあります。それは...