自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

孤独の傷を手当てする方法

孤独が引き起こす症状は3つありました。

 

症状1)すべてがネガティブに見えて疑心暗鬼になる

症状2)孤独のあまり孤独を呼び寄せてしまう

症状3)対人スキルが低下する

 

孤独は一時的なものであることが多く、大抵は短い期間で立ち直れます。

環境が変わってもやがて新しい友達ができますし、誰かと別れてもやがて

別の相手が見つかります。

でも、孤独があまりに長く続いたり、孤独のせいで人と関わるのが怖い

場合には、早急に手当てする必要があります。

 

手当1)ネガティブな色メガネを外す

孤独な時は人と関わるのが怖くなります。

傷つけられるのを恐れ、必要以上に警戒します。

そのせいで、人と仲良くなるチャンスを逃し、ますます孤独が深まります。

ネガティブな現実認識を正し、孤独の悪循環を避けるためには

次の3つのステップが有効です。

 

ステップ1:ポジティブな結果を想像する

 

孤独な時には人に会うのが億劫です。

不安なイメージばかり浮かび、自分の殻に閉じこもりたくなります。

 

そういうネガティブなイメージは放っておくと広がる一方です。

これを打ち破るためには、あえて

ポジティブな展開を想像し、頭の中にくっきりと思い浮かべることが有効です。

 

ステップ2:迷った時はよい方に解釈する

 

孤独な時には人の行動を悪い方に解釈しがちです。

孤独のあまり人を疑ってしまう気持ちは分かります。

でも、傷つくことを恐れて逃げていては、いっそう孤独になるだけです。

疑いの気持ちを信じるよりも、現実の相手を信じてみましょう。

相手の行動を良い方に解釈すれば世界はずいぶん違って見えてきます。

 

ステップ3:被害者ではなく行動する人になる

 

長い間、孤独でいると世の中を恨みたい気分になるものです。

楽しそうに群れている人たちをみて、どうして自分だけ孤独なのかと

落ち込みます。

自分が無力で不遇な被害者みたいに思えてきます。

 

ですが、そういう気持ちに流されてはいけません。

孤独の背でネガティブなフィルターが掛かっているだけなのです。

 

大切なのは行動を起こすことです。

どんな些細な高出王でも構いません。

自分で動いたという事実が心の中の無力感を拭い去ってくれます。

 

手当2)自分のマイナス行動に気づく

孤独のあまり人を疑っていると、相手にもそれが伝わります。

 

周りの人は

「なんだかとっつきにくいなぁ」という印象を受けて遠ざかっていきます。

 

するとあなたは

「やっぱりみんな離れていくんだ」と思い、他人に対する疑いをいっそう深めます。

 

自分が恐れれば恐れるほど、逆に恐怖の対象を呼び寄せる結果になります。

 

例えば、人と会った時、自分から話したい話をするチャンスはなかったか、

どんな時に恐怖を感じてしり込みしてしまうか、

そんな風に振り返ってみることが有効です。

 

もしも、孤独を感じる前に同じような行動パターンをとっていたとしたら

それに気づくことがとても重要です。

 

手当3)相手の立場で考える

 

人のために何かしようと思っても、相手の求めていることが分からなければ

うまくいきません。

人と上手くやっていくためには相手の立場で考えるスキルが不可欠です。

 

心理学用語では、他者視点取得とよびます。

これがうまくなると相手の反応が上手く予測できコミュニケーションが円滑

になります。

説得や交渉の場でも活用できますし、思いやりや共感の能力も向上します。

 

手当4)共感力を高める

人との繋がりを深めるためには、相手の立場を考えるだけでなく、相手の気持ちを

自分のことのように感じとる力も必要になります。いわゆる共感力です。

 

共感力を高めるには3つのステップがあります。

 

ステップ1:相手の置かれた状況をリアルにイメージする

ステップ2:そこに至るまでの経緯を考慮する

ステップ3:共感を上手に伝える

 

手当5)出会いのチャンスを増やす

例えば、ボランティア。

人のために何かをする時、私たちはいつもより孤独ではなくなります。

 

手当6)ペットを飼う

動物には孤独を癒す力があります。