自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

親切な行動をする

人の幸せに貢献している人は大きな恩恵を受けています。

親切な行動異常に「利己的」な行動はない、とも言われています。

 

日頃から親切な行動を心がけていれば、その報酬として、幸せという

「究極の通貨」をつねに得ることができます。

 

幸福は尽きることのない無限の資源です。

決められた配分はありませんし、ひとりの人間がいくら幸福を手に入れようとも

他の人の取り分が減るということはありません。

 

心の寛容さをもつこと、つまり他人と与え分かち合う生き方をすることは、

無限に蓄えられた「精神と感情の富」を引き出す最良の方法なのです。

寛容さから得られる感情的、精神的な報酬は、「与える」ことそのものから

もたらされます。

 

まわりの人と多くのものを分かちあい、他の人の人生に貢献すること以上に

満足感をえられる行為はありません。

それは私たちの持って生まれた性質なのです。

 

その証拠に、誰かに手を差し伸べたとき、または誰かの人生にポジティブな

変化を与えたときのことを思い出してください。

物理的な見返りとは関係なく、与えるという行為そのものから生まれる満足感が

限りなく大きいということに気がつくことでしょう。

 

ここで考えてみましょう。

最近、いつ人の手助けをしましたか。

大きなことでも、ちょっとしたことでもかまいません。

あなたがしたことで、他の人の気分が少しでも明るくなったとき、

あなたはどう感じたでしょうか。

 

 

心理学者のソニア・リュボミルスキーは、いくつかのグループに、1週間、

意識的に親切な行為をしてもらうという実験を行いました。

親切をするのは、知っている人に対してでも知らない人に対してでも

いいですし、みんなに知らせても内緒でしても、思いついたその場でしても

あらかじめ計画してもいいことにしました。

 

結果的に、この実験の参加者たちは以前よりもっと健康的で充実した生活を

送ることができるようになりました。

 

最も効果が上がったのは、毎回違った種類の新設をするように言われたグループと

週全体にわたって小さな親切を分散して行うのではなく、特定1日に親切な

行動を集中して行うように言われたグループでした。

 

そこで今週は1日、どこか日を決めて、普段より5つ多く親切な行動をしてみましょう。

もちろん世界平和のために何か行動ができればすばらしいですが、そんな大げさな

ものでなくてもかまいません。

 

たとえば友人の洗濯を手伝うとか、寄付をするとか、知らない人のためにドアを

開けてあげるとか、お礼状を書くとか、献血するとかといったようなことで十分

です。

 

あなたのノートに、何をしたか、そして来週は何をするつもりか書き出して

みましょう。