自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

アウトプットが苦手な人の克服方法

 

あなたは本を読みますか?

読まないまでもスマホは見ますよね

 

電車に乗れば何気なく中づり広告やディスプレイに

目がいってしまいます

 

ランチタイムになれば

お店からの美味しい匂いにお腹も鳴るし

 

リラックスしたい時には

お気に入りの曲を聴いたり

 

人は目・耳・鼻のみならず全身を受信機として

休むことなく情報を受け取っています

 

その情報を信号に変えて脳がキャッチすると

五感として知覚するわけです

 

そう考えるとインプットってすごい量ですよね

 

そのインプットの相方とされるのが

アウトプット

 

インプットには積極的になれるけど

アウトプットはどうも...

って人

 

アウトプットってナニ?

そもそもアウトプットって必要ある?

って人

 

インプット以上にアウトプットは人それぞれ

 

そこで今回はアウトプットについてお話しします

 

この記事を読めば

あなたはアウトプットによって

今のあなたの世界を変えられるようになります

 

目次

 

1.アウトプットとは

情報を受け取ってから知覚=インプット

までのプロセスは冒頭でお話しました

 

インプットからアウトプットまでのプロセスは

情報受信→知覚(インプット)→記憶=知識→アウトプット

 

アウトプットするには知識として記憶される必要があるわけです

 

そこでちょっと長くなりますが記憶の話し

 

その知覚された情報は記憶するものとしないものに

振り分けられます

 

必要と思えば記憶

不要と思えばおさらばです

 

この記憶の要不要という2軸のほかに

精神的ショックや肉体的苦痛など

忘れたい情報は

(ある程度のレベルのことは記憶領域に保存されますが)

強烈すぎると無意識領域に保存されます

 

無意識は人間の防衛本能を司どってますので

これから先、二度とそのような目に遭わないように

無意識下で人の行動を制御するようになるのです

 

さて、話を記憶領域に戻します

 

記憶には短期記憶と長期記憶があります

(この2つの記憶の前に感覚記憶があるとする話

 もありますがここではシンプルにいきます)

 

短期記憶は

莫大な量の情報の内、自分にとって大切だと思う情報を

数秒から数分、保持します

ここのキャパは小さくて7±2(5つから9つ)と

言われています

 

電話番号などの数字を一度にいくつ覚えられるか?

なんてやってみると実感できると思います

 

ちなみに5つから9つの時の1つの単位は固まりです

なので語呂合わせは1つと数えられるので

記憶できる量を増やすことができます

 

長期記憶とは

文字通り長く記憶に残ることですが

短期記憶から長期記憶に移る過程で

反復学習が必要になります

 

テストのために折角一夜漬けして覚えた知識が

テスト終了のチャイムとともに消え去った記憶がありますよね?

 

長期記憶に定着させるためには反復が必要だったのです

 

長期記憶の中にも2段階あって

 

海馬といわれる脳内の器官でおよそ1か月保存される

不安定な状態と

 

側頭葉を始めとする大脳皮質で保存される

正なる長期記憶

 

この2段階の途中で

「生きていく上で重要な情報かどうか」

という審査があるんです

 

つまり

生きていく上での重要度によって

記憶が消えるスピードが違うというわけですね

 

ここでアウトプットに戻りますね

 

アウトプットは情報に重みをもたせることができます

つまり消えてしまう知識を保持することが可能なわけです

 

2.アウトプットはなぜ必要か

ではそのアウトプットはなぜ必要なのか?

 

答えから言ってしまうと

 

アウトプットすることで

新しい世界の情報を自分の中で咀嚼(そしゃく)して

新しい思考を作り上げることができるからです

 

さっき見てきた通り

情報の記憶はどんどん消えていきます

 

特に新しい情報は

目新しさという点では短期記憶に保存されやすいのですが

あなたのこれまでの思考と違えば長期記憶になることはありません

 

新しい情報こそあなたを変える大切なものです

 

まずは簡単なところから始めてみましょう

 

聞いたそばから誰かに話せば保持される時間は伸びます

更にそこに自分の考えを乗せれば

記憶としての定着もさることながら

あなたの思考を作り上げる材料になっていきます

 

そして何より聞き手に感動や感心や行動を起こさせることもできます

 

つまり、自分の中で咀嚼するとは

 

集まった情報を自分の中で結び付けてひとつの思考に昇華させる作業です

 

これには

受け取った情報をアウトプットして記憶保持して

更にその情報の束を俯瞰して関連性や共通点を見つけて

みることが大切です

 

この情報の束の関連性や共通点から

あなたが得た気づきが非常に価値あるアウトプットになるわけです

 

言い換えると知識を知恵に昇華させたことになります

 

知識は自分一人だけのモノですが

知恵は人の役に立つモノです

 

情報受信→知覚(インプット)→記憶=知識→知恵→唯一無二のアウトプット

 

アウトプットの必要性は

新しい情報を記憶に残し、新しい思考を作り上げ

知識を知恵にして人の役に立てること

 

そしてそれによって

あなたが変わる切っ掛けとなる価値観が得られることです

 

3.苦手なアウトプットを克服する方法

ではアウトプットってどうやるか?

 

もしもあなたが

 

アウトプットってちょっと苦手だなぁ

とか

あんまりやったことないし...

 

と思っているとしたら

 

「ねぇ知ってる?」

 

って聞いた情報を人に話すのも立派なアウトプットです

まずはこれを認識してください

 

この聞いた情報を人に話すことは

その情報の記憶保持を長引かせますので

気軽にやり続けてみてください

 

では自分で咀嚼(そしゃく)した情報=あなたの貴重な情報

のアウトプットですが

これは2段階で始めてみましょう

 

・1段階目 自分にアウトプット

・2段階目 人にアウトプット

 

あなたの貴重な知恵を人に話すのは

勇気がいることかもしれません

 

折角話したのに否定されたり軽く扱われたり

したら嫌になりますよね

 

ということでまずは自分にアウトプットで練習

 

これには以下の2つが有効です

 

①いくつかの情報の関連性、共通点を1つの文にする

②その一文に20文字以内でタイトルをつける

 

関連性や共通点を箇条書きのような文で記憶するより

1つの文にした方が自分自身にもすんなり入ってきて

記憶しやすくなるし、その記憶を引き出しやすくします

 

数字の語呂合わせが1つのかたまりとして記憶できるように

1文は1つとして記憶できますので脳への負荷も減ります

 

更にその1文にタイトルをつける

それも20文字以内で

 

まずタイトルをつけるには本質を見極める必要があります

この1文の本質は何か?

 

そして20文字で表現する

 

これは様々な効果がある練習になります

・本質を見抜く練習になる

・短い言葉で表現することで人が聞いた時インパクトがある

 

この練習こそ

自分から自分へのアウトプットなのです

 

これができるようになったら

...人に話してみたくなってませんか?(笑)

 

だってあなたオリジナルの貴重で有意義な言葉ですよ

 

そこでゆるゆると人に向けてアウトプットしてみましょう

 

オススメはツイッターです

140文字でつぶやきを発信するSNSですね

 

ここに20文字のタイトルとあなたの新しい思考を

ツイート(投稿すること)すれば

共感して反応してくれる人が必ずいます

 

だって、他の人が誰もツイートできない

あなただけのツイートですから

 

反応をもらえるとうれしくなってモチベーションが

めちゃめちゃ上がります

 

もしもまだツイッターをやっていなければ

これも新しい経験になりますね

 

もう既にやっているとしたら

あなたオリジナルのツイートができるようになりますね

 

4.さぁアウトプットしてあなたの世界を変えよう

アウトプットすることで自分を変えられる

という話をしました

 

アウトプットは

情報受信→知覚(インプット)→記憶=知識→知恵→唯一無二のアウトプット

というプロセスがあります

 

知識を知恵に換えることで人の役に立つアウトプットができる

 

アウトプットの練習は

 

インプットした情報を俯瞰して関連性と共通点をみつけて

得られた知恵を一文にして

20文字以内のタイトルをつける

 

それをツイッターで発信してみる

 

この一連の体験はあなたに新しい世界を見せてくれます

 

あなたは既に自分が変わったことに気づいているでしょう