自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

それでも転職をススメる理由

 

大きな決断っていうと

転職や結婚・離婚を思い浮かべる人も

多いのではないでしょうか?

 

決断は自分を変える切っ掛けになります

 

少なくとも転職にしろ、結婚にしろ

生活は大きく変わりますよね

 

そんな新しい環境では

新しい幸せを感じる時もあり

ストレスを感じることもあり

 

特に転職は

結婚のように対峙する相手との関係ではなくて

自分メイン

 

自分のこと・会社のこと・家族のこと・将来のこと

悩みどころ満載かと思います

 

それでもぼくは転職をオススメします

 

無責任な!

 

と思われるかもしれませんが

転職8回の経験で得たコトとこれからの社会をみて

自信をもってオススメする次第です

 

この記事を読めば

あなたが将来なりたい自分の姿を思い描くヒントになり

且つ、転職を自分の武器にする方法が分かります。

 

オマケに背中押しまくりのエールも浴びることになります(笑)

 

目次

 

1.今の社会・これからの社会

あなたも自分なりに

今の社会・これからの社会

を分析していると思います

 

そしてそれはぼくの考えも他の人の考えも

あまり変わらないのではないかと思います

 

今の社会は

 

日本が輸出をバネに世界で経済大国と認められた成長期を経験し

 

バブルがはじけて国民総中流階級と言われた成熟期を経て

 

失われた10年はその後も延長につぐ延長で

 

今日時点で失われた30年と言われ

 

ここにコロナの影響で史上初となるGDPの30%近い減少

 

今の社会はまさに「縮小期」と言えます

 

縮小期の特徴は

色んなモノコトが細分化されていくことです

 

成長期・成熟期初頭のような三種の神器という

モノでステイタスを得る時代が終わり

製造業は何を作っていいのか分からない状況

 

今はライフスタイルを変えるモノがヒットすると言われてますが

そのライフスタイルこそ細分化しており

的確なターゲットが絞れない

 

また

終身雇用や年功序列という日本的な労働環境も崩壊

少子化・高齢化は今後益々加速して年金制度も絶滅危惧種

 

そんな中、医療費、教育費、介護費、老後費用、住宅などなど

いくらと算出できないお金の必要性に怯えずにはいられません

 

こんな縮小期、世間の価値観はどうでしょう?

 

ここだけは成長期から今まで変わりなく

「お金があれば幸せ」

ではないでしょうか?

 

「お金で幸せは買えない」

されど

「お金がなければ幸せにはなれない」

 

どちらも正論で疑問の余地はありませんよね?

 

これからの社会は

人生100年時代

 

このインパクトが大きいのではないでしょうか?

 

「いやぁそんなに長生きするつもりないし」

 

こういう脇が甘いというか新聞読んでんのか?

と疑いたくなること言う人に限って長生きする

 

まぁ楽天家の方が長生きというから仕方ないと

言えばそれまでですが

 

人生100年時代とは

これからは医療の発展も助けて

「100年死ねない時代」だと言えます

 

一方で企業は

低迷する経済の中、少しでも売上を上げて生き残りに血眼です

給料高くて働かない50代社員をバサバサ切りたくて仕方ない

 

そこで思いついたのが

役職定年というワザ

 

金融が先をいっていて53歳

これ幸いと大企業も足並みをそろえつつあります

 

53歳役職定年といっても

実は50歳になると担当から外され後進支援として

何でも屋に格落ち、給料も減らされ

 

53歳では役職はく奪で再度減給

 

依願退職を促すような仕事しか与えられず

それでも定年までがんばる

 

定年も伸びて70歳になるとしたら

20年、やりたくもない仕事を安月給で勤め上げる

 

そこまで我慢した70歳

それでも100歳まで

あと30年生きなければならない

 

22歳の新卒で働きだしたとしたら50年近く

1つの会社でしか通用しない仕事をしてきて

 

あと30年自力で稼ぐ力などあるはずがない

 

でもその時年金を支える働き盛りの人口は減っている

 

年金もないかもしれない

体力もない

仕事もない

 

病気になって死ねるかと思ったら

莫大な医療費かけて死なせてくれない

親戚縁者はその医療費を背負わされる

 

そんな老人がゴロゴロする社会がやってくると

ぼくは考えています

 

あなたはどう思いますか?

2.他人に選ばれ続けたその先は

さっきちょこっと触れましたが、

会社の仕事は

「その会社でしか通用しない」

ということが多いんです

 

同じ業界、同じ業種でも会社が変われば共通点はごくわずか

 

なぜなら

「そうなるように会社があなたを教育してきたから」

 

人手不足・人手不足と言いながら

新卒、もしくは20代の転職者ばかり

採用するのはなぜでしょう?

 

それは

染まりやすいから

 

言葉は悪いですが

その会社に役立つように洗脳していくのです

 

会社に疑問抱くことなく

命令すれば言うことをきく奴隷

 

不満は自腹切って飲み屋に勝手に捨ててくる

壊れて不満を漏らすようになったら切り捨てればいいんだし

便利ですよね、会社から見たら

 

ぼくは新卒で商社に入りましたが

皆いつかは独立して社長になる勉強を

するために商社に入ってきていました

 

結果、誰一人として起業して社長になった同期はいません

 

会社教育により

  • 疑問に思う芽をつぶし
  • 仕事さえすれば給料がもらえると飼いならし
  • 既にどうにもならない50代になると給料を減らしても辞めない

 

この現象、心理学で実証されてるんです。

 

逃げられないようにしてショックを与える

次に逃げられるようにしてショックを与えても逃げない

 

全ての動物はすぐにあきらめるんです。

 

でもそこに気づいてに疑問を抱くと

頭の考えとやっていることの矛盾を人間は許せないため

自分の正しい選択と思いたくて家族がいるからとか理由つけて

逃げないことを正当化しようとしてしまうのです。

 

このように

社内ではかろうじて仕事ができても

社外では全くつかえない人間の出来上がり

 

これが目に見えているのに

誰も会社を辞めようとしないのは

「自分で稼ぐ力がない」からです

 

3.資格で武装~その戦い方、違います

転職の平均年齢は30歳

司法試験など難易度の高い資格合格者の平均年齢は38歳

 

とはいえこれはあくまで平均年齢で

それより若い人もいればもっと上の人もいるはずです

 

30代は会社にとって一番役立つ年齢

仕事も覚え、一人立ちでき、後輩の指導もできて社内調整もそこそこ

 

プライベートでは

結婚、出産、住宅、マイカーなど

変化につぐ変化でお金もどんどん出ていく時期

 

そのため日々の忙しさに目が回り

頭では社会の変化に気づいていても

それに向かい合って考える余裕がない

 

会社からもイイ子イイ子されてるので充実感もありますよね

 

でも40代には会社に残す人か辞めてもらうべき人かの

ふるいに掛けられます

 

そのために一人前扱いされる30代からの成績が

あなたの会社生活に大きな影響を及ぼします

 

転職に踏み切れない人は

何とか社内での給料アップや確たる地位を目指して

 

資格を取ろうと思うのは

ある意味自然な流れなのかもしれません

 

社内に残る限りは資格は資格手当となって

あなたに寄与するでしょう

 

でも社内に残れない組に分けられても

資格さえもっていれば会社辞めても

稼げると思うのは間違えです

 

ちょっと酷ないい方になりますが

そんな風に資格に頼っている人は

世の中では通用しません

 

資格をもって何をするのか?

あなたらしさをどう活かすか?

 

ここに自分なりのしっかりとした解が

ない人は

70歳から100歳までの空白を人に寄っかかって

生きていかなければなりません

 

よく資格コレクターという言葉を聞きます

本当に趣味の世界だなぁ

と思わざるを得ません

 

4.これから生き抜くスキル1選

働き盛りの30代向けの啓発本がすごくたくさん出版されています

 

それらを見てみると

まぁアレやれコレやれと身に付けろと

スーパーマン育成書ばかり

 

著者を見ると

やっぱり前世代の大先輩方

 

生きてる世代が違えば

世の中違うわけで

 

自分が体験した古い価値観をよいものと美化しすぎです

 

この諸先輩方はもうこの先長くないので

ああ、本まで出せて満足じゃ

 

でしょう

 

そんな陳腐なものにあなたの大切なリソースをつかってはいけません

 

ぼくはあまたのスーパーマン育成本を読んでて

著者にひとつ質問したいと思ってました

 

ズラズラ書いているけど

たった一つ上げるとしたらどれなのか?

 

そしてその質問はぼく自身にもブーメランのように

帰ってきて刺さりました

 

ぼくだったら何が一番大切だと伝えるだろう?

 

ぼくなりの答え

 

それは

 

 

「眼が輝いていること」

以上

 

これをスキルとして身に付けられたら怖いものなしです

 

はっ?

って感じですか?(笑)

 

ではちょっと説明させてください

 

まず眼が輝くためにはどうすればいいか?

 

「人と会った時

 この人とどんな面白いコトができるだろうと

 ワクワクしながらその人の話を傾聴すること」

 

ぼくは商社マン時代

30年間で国内外合わせて5000人以上の人と会ってきました

 

その中で眼が輝いていた人は

たった3人!

 

でもその人たちに共通するマインドが

「お互いのリソースを合わせれば、どんな面白いことができるだろう」

でした

 

こういう人たちは見た目も若いんですよね

 

5.さぁ転職しよう

厳しくて先行き不明な世の中です

 

でもこれっていつも同じですよね

 

厳しくなくて先行きの目途ばっちりついてる時代なんて

1万年続いた縄文時代くらいのもんでしょうか?

 

会社が終身雇用をバンザイして副業を認めるようになった今

めちゃめちゃチャンスですよね?

 

今はまだ

採用担当者が自分の保身のため、

会社から指示された「洗脳しやすい人」しか採用してないようですが

これから変わってくるはずです

 

まずその保身的担当者は淘汰されるでしょうし

古い慣習に疑問を持たない会社は生き残れない

 

そして何より

転職をオススメする理由は

 

転職をしていくと

自分の働くテーマができてくるからです

 

これは将来なりたい自分というゴールから逆算して

どんな経験を積んでいくべきか

 

それに合わせて

この転職先ではこれを身に付けよう

そして自分がもっているこの能力でアウトプットして恩返ししよう

という発想になっていきます

 

そのテーマが達成できたら

その時に見えている他のテーマのところに転職するもよし

 

今いるところで新しいテーマがみつかったなら

それに挑むもよし

 

とにかく100歳まで自分で稼げる力を

自分で作っていかなければならないということです

 

ひとつだけ確かなのは

 

一つの会社でしか働いたことがない人には

自分で稼ぐことは絶対無理ということです

 

6.まとめ

どうでしたか?

 

色んな不安はありますが

それはいつの世も一緒

これから先も消えることのない不安です

 

不安の中

雇われる=他人に選ばれる選択

ばかりしていると

使えない人間=稼ぐ力のない人

になります

 

転職に遅いということはありません

 

たしかに選択肢は歳を重ねるごとに減っていきます

 

ぼくのように50過ぎてから転職しようとすると

100社以上落ちるのは当たり前です

 

逆に縁を感じられていいかもしれませんよ

54歳で商社マンから大工になったぼくがいうのですから本当です

大工になったおかげでカウンセラーを目指そうと思えました(笑)

 

遅いということはないけど

早く行動を起こした方がいいのも確か

 

だって

早く始めればそれだけ多くの実験ができるわけですから

 

「人生は実験」

これはぼくの口ぐせです

 

失敗を重ねれば重ねただけ

成功に近づいていると実感できます

 

あなたにとっての成功が

誰かが植え付けた成功という幻想でないこと

稼ぐ力を身に付けて

どんなに世の中が変わろうとも自信をもって

生きられることを祈っています

 

転職はまさにその一歩です