自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

キャリアアップで給料の不満は解決するか?

 

キャリアアップって言葉、よく聞きますよね。

 

似たものにスキルアップ、キャリアチェンジ

なんてのがありますが

 

あれあれ?

言葉で説明しようと思うと混乱しちゃいますよね(笑)

 

キャリアアップ:自分の市場価値(経歴)を上げること

       (最近は高地位・高給料への転職の意味でも使う)

スキルアップ:スキル=能力・技能を上げること(経験・資格など)

キャリアチェンジ:異業種への転職

 

会社の三大不満は

・給料が安い

・きちんと評価されない

・上司との関係

 

給料が安いという悩みを解決したいと思った時、

さっきのキャリアアップ、スキルアップ、キャリアチェンジが

思い浮かびますよね

 

キャリアチェンジは新しい業界への転職なので

直近の給料の不満の解決策にはなりにくいですね。

 

スキルアップは能力・技能を上げることなので

経験を積むことや資格を取ることと言えます。

 

たしかにスキルアップも給料アップに寄与しますが

自分の市場価値を上げるキャリアアップの方が

給料アップには効いてきそうですね。

 

だって、市場価値ってことは今いる会社だけじゃなくて

他の会社でも役立つっていうことですから。

 

では本当にキャリアアップで給料の不満は解決できるのでしょうか?

 

今回はそんなキャリアアップについてお話します。

 

この記事を読むことで

具体的なキャリアアップを知って

自分の人生設計にどう活かしていくべきかが分かります。

 

目次

 

1.キャリアアップとは

さて、もう一度キャリアアップの言葉の定義ですが

今より能力を高めて自分の市場価値(経歴)を上げること、でした。

 

まぁすんなり言葉は入ってきますが、

ん?ちょっと待てよ、キャリアアップって具体的にどういうこと?

 

って疑問が浮かんできますよね?

 

キャリアアップの例は

・昇進

・昇給

・部下ができた

・資格を取って専門職についた

 

今の会社でも転職でも

上記の例がキャリアアップしたといわれるものです。

 

ぼくの経験では海外駐在も1つのキャリアアップと言えるかもしれません。

海外にいくとワンランク上の肩書が付きやすいんですね。

でも肩書が付く以上、その肩書の業務をしますので

立派なキャリアアップだと思います。

で、日本に帰任すると元の肩書に戻っちゃうんだけど(笑)

 

こうしてみると

平たく言えば「出世」ってことですね、キャリアアップって。

 

そう言えば、ラーメン屋でバイトしてる大学生が

「企業に入って出世したいんです」

っていうから

「今どき出世欲なんて珍しいんじゃない?で、なんで出世したいの?」

「お金が欲しいからです」

 

なるほど!

 

まだ働いたことがない学生さんから見ても

出世=キャリアアップ=給料アップ

という感覚があるんですね。

 

2.キャリアアップで給料の不満は解決するか?

少なくとも出世する=役職手当がつく

と言えます。

 

ただ、組合のある会社で課長職以上は組合員から

外されますから一定時間以上の残業代が付かなくなります。

 

とはいえ、会社側も出世して責任増えるのに給料減るじゃ

やる気なくすくらいのことは分かってるので

給料は上がります。

 

つまり

「キャリアアップで給料は上がる」

と言えます。

 

では、給料の不満は解決するのか?

 

これはYesともNoとも言えないという

ブログにあるまじき答えなんです。

 

というのも

出世すると責任が増える、指示されたことだけでは評価されなくなる

など今まで変わってきます。

 

まして転職してのキャリアアップであれば

外からやってきたあなたには色んな意味で周囲から注目されています。

 

特に「仕事ができる人なのか?」

 

このプレッシャーはデカいです。

気負ってしまってかなり疲れます。

 

周囲が協力的ならいいですが

一匹狼的な人たちの群れだとしたら

かなり辛いです。

 

ぼくはこれを経験しました(涙)

 

ということで

様々な変化を前向きに捉えられるか否かで

給料の不満の有無が決まるんですね。

 

給料の不満って

単に給料が増えたからOKってわけじゃないですよね?

 

仕事のハードさに見合う給料じゃないと不満を感じるはずです。

 

結局

 

「キャリアアップで給料の不満が解決するかどうかはあなた次第」以上!

 

...なんともお粗末な記事になってしまいました(笑)

 

では、ぼくは何でこんな自責点入れてしまうようなタイトルを

選んだのか?

 

その答えが次のキャリアアップで給料の不満を解決するマインドです。

 

3.キャリアアップで給料の不満を解決するマインド

転職サイトのブログ記事ではキャリアアップを目指すなら

 

「まず自分のキャリアプランを明確にしましょう」

 

って書いてあります。

 

キャリアプランとはあなたの仕事の人生設計です。

 

自分でゴールを設定して

そこまでにどのようなキャリアを積んでいくか

ということです。

 

とはいえ

キャリアはある程度自分で決められるかもしれませんが

今より高い位置のゴールを目指すわけですから

必ずキャリアアップが必要なわけです。

 

でもキャリアアップって

すべてを自分でコントロールするなんてできないですよね?

 

なので

キャリアプランとは「なりたい自分になる計画」でいいと思います。

いや、これでしか考えられないですよね。

 

ということで

まず決めるのは「なりたい自分」です。

 

その時についやってしまうのが

仕事の延長線上で考えるあまり

定年までの絵しか描かないことです。

 

いえいえ、それじゃ必ず失敗します。露頭に迷います。

 

ぼくのブログではほぼ全ての記事に登場する言葉

 

人生100年時代

 

定年が70歳まで伸びたとしても

その先まだ30年あります。

 

新卒22歳で入社してから

52歳という既に定年退職制度のために閑職においやられるまで

 

それほど長い時間が定年後に残ってるんです。

 

「なりたい自分」とは「100歳のあなた」であるべきなんです。

 

その時になったら考えればいいや、なんて考えてると

 

あなたは家族から疎まれ、世間から見放され

早く死んでくれないかな

と思われる存在になってしまいます。

 

それはお互い辛いでしょう。

 

100歳まで元気に自分で稼ぐ力を養うために

どんなキャリアを積んでいくか?

 

これが考えるべきキャリアプランです。

 

出世して学んだこと、転職して学んだこと、

総動員して自分で稼ぐ力にしていかなければならんのです。

 

なので

キャリアアップはあなた次第と言いましたが

このゴールを明確にすることで

全ては前向きに捉えられるようになるのです。

 

ここで一発逆転です。

 

「長い目で見ればキャリアアップは給料の不満なんて解決できる」

になるはずです。

 

次のステージのキャリアに行くときは

そこで何を学んで何をアウトプットして貢献するのか

そういうテーマを決めてください。

 

そうすればキャリアアップに伴う苦労は

たとえ給料とのバランスが悪くても

あなたにとってすごく意味あるものになります。

 

こう考えると

キャリアチェンジもすごく意味ある挑戦になります。

 

一時給料は下がるかもしれませんが

キャリアチェンジで100歳まで稼げるスキルが手に入るのなら

自分の未来への先行投資と考えることもできますよね。

 

4.さぁ自分の人生を設計しよう

100歳まであと何年ありますか?

いいですね、何でもできそうですね。

 

今も色んな不満はあると思います。

逆にいうと不満がない時なんてありません。

 

50歳になった時には

会社側は役員候補以外には辞めてもらいたいと

はっきり態度で示してきます。

 

それ以降は不安との闘いです。

 

この不安は早く感じられれば早いほど打ち手があります。

 

今から備えれば100歳まで元気に稼げるようになります。

 

今回のまとめです。

 

キャリアアップに伴う苦労やアンバランスも

100歳まで元気に稼ぐ力を養っていると考えれば

給料の不満も吹っ飛ぶ!