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自己肯定感の傷を手当てする方法

 自己肯定感の傷を手当する方法

 

自己肯定感が低いと次の3つの症状が出ます。

1)心が傷つきやすくなる

2)ポジティブな情報が受け入れられなくなる

3)弱気になり不利な立場に甘んじる

 

自己肯定感が低い状態が長く続いたり、そのせいで周囲の人との関係が

いびつになっている場合はきちんと傷を手当てして自己肯定感を高める

必要があります。

 

傷を手当てする方法は以下の通りです。

①自分に優しい言葉をかける

②自分の強みを確認する

③ポジティブな評価を受け入れる

④要求を伝えて現実を改善する

⑤もっと自分を好きになれるようになる

 

では具体的に手当てする方法をみていきましょう。

 

①自分に優しい言葉をかける

・失敗したり恥をかいた経験をひとつ思い出し、その時何が起こったか、

 それについてどう感じたか書き出す

 

・今度はその出来事が友達や家族に起こったと仮定して、その人がその時

 どう感じたかを書き出してみる

 

・その人の心の苦痛を取り除くためにやさしく励ますような手紙を書く

 つらい経験をしたことに理解を示し、その人の気持ちを受けれた上で

 自分を責める必要はないということを伝える

 

・もう一度自分の経験と感じたことについて書いてみる

 今回はなるべく公平に客観的に書く

 ネガティブな憶測や批判を避けて事実だけを書くようにする

 

②自分の強みを確認する

・1枚目の紙に自分のいいところを10個以上書き出す

 (性格や特徴、やりとげた経験など)

 

・いいところを書き出している時、ネガティブな考えや批判的な言葉が

 心に浮かんできた場合は、2枚ねの紙にすべて書く

 

・1枚目の紙に書いたことの中から、自分が一番大切だと思うものを1つ選ぶ。

 そのことについて短い文章を書く

 なぜこの特徴やスキルや経験が大事だと思うのか、あなたの人生にとって

 それはどんな意味を持つのか

 

・次に2枚目の紙をくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に捨てる。

 

・後日、1枚目のリストの全ての特徴について一つずつ同じことを繰り返す

 

③ポジティブな評価を受け入れる

・仲のいい人にほめられたり高く評価された時のことを思い出す

 

・その特徴や行動についてどう思うか書く

 

・その特徴や行動は友情や恋愛や家族関係にどんな影響を与えてくれるか?

 

・その特徴や行動は人間関係以外の側面でどんなふうに役立つか?

 

④要求を伝えて現実を改善する

・日々の生活の中で思うようにいかずフラストレーションを感じていることを

 書き出す

 (人間関係、仕事、勉強、家族、趣味、お金など全て)

 

・その項目をコントロールしやすく、失敗しても被害が少ない順に並べる

 

・そのリストをもとに改善のための行動プランを考える。

 どうすれば上手くいくか戦略的に考えて無理のないプランを立てる。

 

⑤もっと自分を好きになれるようになる

自分を信頼して好きになるには意志力が必要です。

・意志力を鍛えるために利き手でない手を使ってみることが有効です。

 歯磨き、ドアを開ける、 PCのマウス、飲み物のグラスを持つ、箸など

 

・姿勢を整える

 

・空腹を避ける(甘いものなどは血糖値が急激に上下するので注意)