自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

自分をやる気にさせる方法

1.自分をやる気にさせる方法

 

人は命令されることが嫌いです。

 

「お願いします」と口調が丁寧だったとしても拒否したい気持ちが生まれます。

ところが「お願いできますか?」と聞けば、相手に断る余地が生まれます。

もし「やる」と答えたなら、それは命令ではなく

断る選択肢がある中で「自分でやると決めた」ことになるわけです。

 

つまり何かをお願いするなら

「お願いします」よりも

「お願いできますか?」の方がやってくれる可能性が高くなるということです。

 

実はこの法則、人に対してだけではなくて、自分に対しても言えます。

 

頭の中で

「さぁやるぞ!」「始めるぞ」という風に自分を動かそうとするよりも

「できるかな?」「始められそう?」とやさしく問いかけた方が

やる気になりやすい傾向にあります。

 

周囲に対して気を遣っている人は多いものです。

でも自分自身に対して気を遣っていますか?

案外厳しく当たっているかもしれませんよ。

そうすると心が疲れてきてモチベーションがだんだん下がってきてしまいます。

 

仕事に取り組むときは自分の中にもう一人の自分を意識して

ご機嫌をとるマネージャーになったつもりで

「できそう?」

「大変だったら無理してやらなくてもいいけど、やってみる?」

とやさしく聞いてみましょう。

 

その仕事をできた時にどれだけよくなるのかを伝えるのも効果的です。

 

2.前の自分と比べる

「お客様に喜んでもらうため」

「上司に安心して任せてもらうため」

「社内で一番の出世頭になるため」

 

など、他人からどう思われたいかという他人の評価ベースを仕事の目的にすると

次第に社交的になり、気配りもできるようになり

仕事ぶりも評価されモチベーションも上がり

更に良い結果を上げる。

 

こんな効果が期待できます。

 

でもその状態がしばらく続くと急にモチベーションが

上がらなくなるときが来ます。

 

なぜなら他人の評価ベースの目的は

自分でコントロールしようと思ってもできないから

「評価を落とさない程度で満足」してしまう事態が起こりえます。

 

一方で

「もっと良いものを作りたいから」

「問題解決能力を高めたいから」

「最高のサービスを届けたいから」

など、自分がどうしたいかという主体的な理由を仕事の目的に

すると、モチベーションは比較的一定に保たれます。

 

これは以前の自分との比較になるので、工夫のしがいがあり、ストレスも

溜まりにくくなります。

 

なので

モチベーションを短期集中で上げたい時は

他人と競争するのではなく過去の自分と競争する方が

仕事を楽しみながら継続的に成績を伸ばしていくことができます。