自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

実力を100%発揮するための3つの管理

人には調子がいい時も悪い時もありますよね。

 

それでも仕事はしなければならない。

なので、できるだけ調子を安定させるためには

自己管理が必要になってきます。

 

その自己管理には大きく分けると3つあります。

 

1.状態管理(ステートマネジメント)

2.健康管理(エネルギーマネジメント)

3.時間管理(タイムマネジメント

 

ではそれぞれ見ていきましょう。

 

1.状態管理(ステートマネジメント)

どんな気分で取り組むかによって仕事の成果は変わります。

状態管理は、自分の感情の状態を最適化するために行う工夫です。

 

感情は筋肉に例えることができます。

適度な負荷をかけることによって少しずつ鍛えることができます。

それはやりたくない仕事を我慢してやることでもなく

避けることでもありません。

 

やりたくない仕事一つ一つに対して、丁寧に感情を変えて取り組むことに

よって、仕事に対する適応力が高まります。

 

では感情を変えるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

感情を作り出している要素は3つあります。

「意識」「言葉」「身体」です。

 

「意識」

どこに意識を向けているか。

いま目を向けているところ、または頭の中でイメージしていることです。

 

初めての仕事に取り組む時、難しさに意識を向けると挫折しやすくなります。

でもやりとげた後の達成感や成長に意識を向けることで、やり切れる可能性が

高まります。

 

「言葉」

どんな言葉を使っているか。

声に出したり、文字を読むこと以外でも頭の中で考えている言葉も対象です。

 

望む結果を具体的な言葉で表現することによって、感情はポジティブな方向に

変わります。

 

「なるべく早く終わらせたい」と考えるよりも

「予定より10分早く終わらせたい」と考える。

 

「休みの計画を立てる」と考えるよりも

「一生思い出に残るような休みの計画を立てる」と考えた方が

感情が動きやすいのです。

 

「身体」

どんな風に身体を使っているか。

動きだけではなくて、表情や姿勢、呼吸も感情に影響を与えます。

 

良い感情になれば、良い表情、良い姿勢、良い呼吸になるのはもちろんですが

逆に表情、姿勢、呼吸を整えれば、感情も整うことが証明されています。

 

多くの人は首と肩が身体の線よりも前に出てしまっています。

 

歩くときは、頭を左右の肩甲骨の中心の上に据えるイメージを

座るときは、背筋を伸ばすというよりも、腰を座面の一番奥に入れて、

尾てい骨をイスに突き刺すイメージを

意識すると自然な姿勢になります。

 

2.健康管理(エネルギーマネジメント)

仕事の速さや質を決めるのは、経験や技術、コミュニケーション能力など

に加え、その人のエネルギーの高さが関係しています。

 

健康管理は、カフェインやエナジードリングなどに頼ることなく、

自分の脳と身体を快適な状態に保つことです。

 

そのためには運動不足や睡眠不足などにならないよう計画的に生活した方が

いいことは誰でも分かっている。

でもなかなかそれができない、続かない。

そういう人は運動や睡眠が十分にとれない身体になってしまっていることの

方が問題かもしれません。

 

多くのビジネスパーソンは悪い姿勢になっていることが多く、その姿勢に

合わせて身体が固くなってしまいがちです。

 

そのまま活動や運動をしてもかえって疲れやすく、ケガもしやすくなります。

睡眠をとっても眠りが浅い。

 

この解消には身体をほぐすストレッチが有効です。

ストレッチは時間の長さよりも短い時間でも頻繁にやる方が効果があります。

身体がほぐれると呼吸も深くなり眠りも改善してきます。

 

3.時間管理(タイムマネジメント

時間に追われている状態だと人はやらされている感覚になりがちです。

時間当たりの生産性を高めることによって一つ一つの仕事に対する

余裕が生まれ、丁寧に向き合えるようになります。

 

まず月に一度は「自分がどんなことを大切にしていきたいのか」

その月のテーマを決めましょう。

 

そのテーマを頭に入れた上で、毎日やるべきことをToDoリスト化します。

大きいToDoはできるだけ細かい作業に分けるようにします。

 

大事な仕事ほど、自制心が満ちている午前中のなるべく早い時間に予定する

ようにします。

 

締め切りのある仕事は余裕をもって終えられるように締め切りから逆算して

ToDoリストに入れるようにします。

 

そしてできれば予定を増やします。

時間は余裕があるよりも限られている方が有効に使うことができます。

 

一つ一つの行動を起こすまでの判断スピードも上がってきます。

だらだらやることなく、何時までと決めて、集中して取り組めば

掛かる時間も短くなります。