自分のココロに気づくブログ

不安や悩みと向き合う切っ掛け

気の合う人との関係を深める方法

人は基本的に自分にしか関心がない生き物です。

 

そして自分の関心事を他人と分かち合いたいと思っています。

でも分かち合えなさそうな人には、最初から近づこうとしません。

関心事の違う相手と交流することに誰もが強い苦手意識を感じます。

 

その一方で自分の影響を受けてくれる人の影響を進んで受け入れようと

する習性があります。

 

なので相手の心を開こうとするならば、まず自分の関心事を脇に置いて

相手の関心事に集中することが効果的です。

判断することなく、ただ相手の話に耳を傾けてみること相手の関心事が

分かるようになります。

 

判断しないで聴くというのは相手の価値観で話を追うということです。

まず相手をコントロールしたいという気持ちを手放します。

それから相手が何を見て、どう感じているのかに視点を合わせます。

 

「自分は相手のことを理解しきれていないし、

 完全に理解することもできないと思う。

 それでも理解したい気持ちがある」

という姿勢で取り組みます。

 

そして自分が相手の話を理解できているかどうかを確認します。

 

できることはそれだけです。

このようにまず相手を認め、尊重することによって、その人に対して

はじめて影響力を持つことができるのです。

 

反対にどうすれば相手から「あなたの話が聴きたい」という気持ちを

引き出すことができるのでしょうか?

 

多くの人は「どんなことを話すか」という内容をきにするのですが

それよりも大事なのは

「相手にとってこの話がどう聞こえるか」を意識しながら話すことです。

 

他人への関心は低いものですから

基本的には相手の耳にこちらの話の何割かしか入りません。

こちらの話の影響力は話す内容よりも

「自分がどれほどの情報発信者か」によって変わります。

 

当然、情報発信者としての信頼性が高ければ高いほど

何を話しても聴いてもらえるし、信頼性が低ければどんなに価値ある話をしても

聞き流されてしまうわけです。

 

情報発信力は簡単に身につくものではありません。

日々どんな人付き合い、どんなことに関心を寄せて、どんなメディアに接して

どんなものの見方をしているかによって違いますし、

「伝える」ということを意識しながら生活することによって

磨かれていくものと言えます。

 

それでは話を聴いてくれた人と、今後も良好な関係を継続していくには

どうすればいいでしょうか?

 

・会った時に次の約束をする

・手書きのお礼の手紙を出す

・こちらから連絡をとる

 

こちらから相手に記憶に残る印象を与えることです。