意志力の鍛え方１

よし！やろう！

って決めたのに三日坊主にも至らず．．．

こんな経験、誰にでもありますよね。

そんな時に心の中でついつぶやいてしますのが

意思が弱い

意志力とは注意力や感情・欲望をコントロールする能力です。

力や能力である＝鍛えられる

なわけです。

今回は意志力を鍛えるのに必要な準備体操のお話をします。

この記事を読めば

意志力の鍛え方への入り口が分かります。

えー早く鍛えたい！

分かります、ぼくもそういうタイプです(笑)

でも準備体操なくして全力疾走するとケガしますので

今日のところはリラックスしていきましょう。

目次

１．誰もが「意志が弱い」と悩んでる

自分をコントロールできなければ、生きていく上で

色んな場面で問題が生じます。

そうはわかっていても

なかなか自分を抑えられず、つい欲求に負けてしまう．．．

これは意志が弱いというより間違った思い込みのせいなんです。

最近では「意志力」に関しての科学的な研究も進んできました。

どうすれば自分をコントロールする意志力を高められるかが

分かってきました。

意思が弱いと思っているのはあなただけじゃないんです。

企業のトップだろうが、一流のスポーツ選手だろうが、お医者さんだろうが

意志力ハンパない、と思われる人たちも悩んでるんです。

それだけ意志力は万人の永遠のテーマ（なんて言ったら大げさですが）なんです。

２．なぜいつも欲求に屈するのか

意志力を鍛える第一歩は

自分が失敗した時の状況、いつ、どんな場面で、なぜ、を知ることです。

実は

「自分は意志が強い」と思ってる人ほど、誘惑があると自制心を失ってしまう

ということが研究で明らかになっています。

例えば

禁煙を続ける自信がある人ほど、また吸ってしまって禁煙に失敗する。

これはタバコを吸ってる友達と過ごしたり、喫煙可能な居酒屋で飲んだり

誘惑の多いところに行ってしまうことが原因なんです。

その上、禁煙に失敗したことにショックを受けて禁煙自体放棄してしまう。

これは「自分がいつ、どこで、どうして失敗のするか」

が分かっていないからなんですね。

３．失敗を観察する効果的な方法

科学的に効果的であると言われているのが

自分の中には２人いると考えることです。

誘惑に負ける自分 vs 意志が固い自分

普段のあなたは「意志の固い自分」の方です。

そこで突然現れる「誘惑に負ける自分」を別物と捉える感覚を持ちましょう。

この研究はアメリカで行われたので

被験者のアメリカ人たちは「誘惑に負ける自分」に名前をつけたりして

楽しみながらやったそうです。

でも名前をつけることはすごく有効ですよ。

そして重要なのは「楽しみながらやる」ことです。

突然現れるもう一人の自分

これは誘惑に負ける場合じゃなくて

頭にきた時、サボりたくなった時、ズルしたくなった時

などなど色んな顔の自分が存在します。

その度にもう一人の自分を観察することは

瞑想のように高貴な自分の内面旅行のようなものです。

誘惑に負ける自分がどんな時に現れるのか

意志の固い自分として観察してみてください。

４．さぁ楽しみながらもう一人の自分を観察しよう

今日のまとめです。

・意志力は鍛えられる

・「意志が弱い」は万人の悩み

・まずは自分が誘惑に負けてしまった時を観察する

・効果的な観察方法は「誘惑に負ける自分 vs 意志が固い自分」

　と自分の中にいるもう一人として観察すること

・名前なんかつけたりして「楽しみながら観察する」ことが大切